女嫌いのイジワル上司を攻略します!
「……私、聞いてますけど。
と言うより、聞かされてますけど」
「独り言だって言ったろ?
こんなの直接言ったらキザすぎんだろ。
なんか重いし、胡散臭いじゃん。」
そう言って少し恥ずかしそうに顔を赤らめてそっぽを向く倉西さんが可愛すぎて、カッコよすぎて。
倉西さんの言葉が嬉しすぎて……
「胡散臭くないし、全然重くない!!
倉西さんって意外とこわがりなんですか??
キザとか、重いとか、胡散臭いとか、キモイとか、私全然思いません!」
「キモいとは俺も言ってねぇけど?」
「ノリです!ノリ!
……でもほんとに。
私、今の独り言、本当に嬉しかったです。
欲を言うと、独り言じゃなくて、伝えて欲しかったけど。
でも、本当に、私の頭の中だって、倉西さんでいっぱいなので。
恋愛なんてしないって言うのは、失う怖さがあったからなんですね。
私は、倉西さんを思い出に縋らせたりしませんよ?
鬱陶しいくらいそばにいて、嫌がられても離れません。」