女嫌いのイジワル上司を攻略します!
真帆が作ってくれた優しい味のお粥を食べて、少し落ち着いたところで携帯を見た。
『菊名 : 小夏ちゃん、大丈夫?倉西くんから聞いたよ〜。無理してたんだね。気がついてあげられなくてごめんね?
調子はどうかな?落ち着いたときでいいので連絡ください 』
菊名さんの優しいメッセージに涙がポツリポツリと零れた。
何やってるんだ...私。
あんなに必死で仕事したのを倉西さんに認めて欲しくて、でもその一方で倉西さんと菊名さんの関係性が気になって仕方なくて...。
まだまだ未熟な新入社員の私が、恋愛にうつつなんて抜かしてるからこんなことになっちゃったんじゃないの?
そんな自分を責める言葉がどんどんと溢れ出す。
放っておけば自分を本当に心の底から嫌いになりそうで、考えるのをやめた。
とりあえず、心配してくださっている菊名さんに謝らなきゃ...。
そう思って私は菊名さんに電話をかけた。
『もしもし?小夏ちゃん?』
3コール目くらいでもう聞こえた菊名さんの優しい声で、どれだけ心配を掛けていたのかが身に染みてわかる。
「菊名さん...心配をお掛けしてすみません。」