女嫌いのイジワル上司を攻略します!
なんて考えながら歩いていると、倉西さんは都内の高そうなホテルに入り、エレベーターにスっと乗って、BARのある階のボタンを押した。
「いいんですか!?こんないい所」
「まぁ金曜の夜だし、賑やかなとこよりよくね?」
まぁ確かにそうですけど...。
本当にいいのかな?
なんて思っていると、
「マコ、どーせそんな飲めねぇだろ?
それに今日は俺がキツイの飲みたい気分だから、付き合え。」
と言われてしまって、頷くしかない状況に持ち込まれた。
やっぱり倉西さんっていい先輩だなぁ。
なんて思っているうちに、エレベーターが指定した階で止まった。
エレベーターから降りると、都内の綺麗な夜景が窓ガラス一面に広がる空間が広がっていた。
「わぁ〜素敵ですね♡」
私のきっとキラキラしているであろう横顔を見て、倉西さんは少し満足そうな表情を浮かべた。
「女ってこーゆうのホント好きだよな。」
「そりゃ、綺麗なところに来たら気分も上がるので」
「そーか?まぁいいけど。」
そんなことを言いながらもしっかり窓際のいい席を選んだ倉西さんは意外にもしっかり目に私をエスコートして、座らせてくれた。