女嫌いのイジワル上司を攻略します!
営業から帰るとなんだか、営業一課のオフィスがなんかソワソワしていた。
その雰囲気は倉西さんも読み取ったらしく、何事?と不思議そうな顔を浮かべている。
それから間もなく、室見さんが倉西さんを見つけて少し焦ったように声をかけた。
「倉西さん!お客様っす...」
「客?今日俺、そんな予定ねぇけど...」
「あ、いや。なんていうか...仕事じゃないっていうか。」
室見くんがイマイチはっきりしない答えを呟いていると、オフィスの奥。
応接室からひょっこり女性が顔を出した。
「潤!久しぶり〜!」
「小夏...。」
どこかで見たことある人だなと思った。
しかも、超美人で可愛いなとも思った。
人間の顔ってあんなにキラキラするもの?
と思ったけど、それは倉西さんを初めて見た日も思ったか。とどこか冷静に考えてる自分がいた。
壁に貼られている自社の宣伝広告を見て、私はやっとハッとした。
あの人.....女優の宮田 小夏だ。