異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~


 これからは全部人任せじゃなくて、体調や体形の管理を含めて自分のこと、もっとちゃんと気を配ろうと思えた。
「姫様……」
 アイーダが感極まったような目で私を見つめていた。
「へへっ、じゃーねアイーダ。私、午後の運動があるから行くね」
「ええ! 姫様、がんばってくださいませ!」
「はーい!」
 こうして私は、うんと軽くなった胸で、アイーダの部屋を後にした。

「ん? そう言えばアイーダの言ってた“得意な演出”ってなんだろ~? ……あ! それよりも私、肝心の水着のこと相談し忘れちゃってる! ……まぁ、今さらか」
 アイーダの部屋を出て少ししたところで気づいたが、プールでの集合時間を間近に控え、今さら騒いでみたところで後の祭りだろう。
「もう水着はいいや! それより、集合時間! 急げっ、急げっ〜!」
 トッシ、トッシと私は走った。
 その足取りは、以前よりもちょこっと軽い。



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