異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
プールに併設された更衣室で手ばやくワンピースを脱ぎ捨てると、私は大急ぎでプールサイドに向かった。
そうすればすでに、ライの姿があった。
……うわぁ、すごい。
ライのガッシリと引き締まった後姿に、思わず見惚れる。ライは彫像みたいに、完成された体をしていた。
……ううん、ライは無機質な彫像なんかじゃない。ライの体は熱い血が巡り、しなやかに脈動する。まるで、ライ自身が生きる芸術品のようだ。
「ライ、お待たせ」
気を取り直し、引き締まって美しいライの背中に呼びかけた。
「いや、……なっ!!」
ライが振り向いて私を視界に捉えた瞬間、カッと目を見開いて固まった。もちろん、眉間の皺は標準装備。そうしてライの顔が、歯型の残る首 に負けず劣らず赤い気もする。
……うーん。改めて、自分の水着を見下ろす。
私が着用している水着は、紐ショーツと、紐ブラのセパレートタイプ。