異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
え? なに?
ゴッ、ゴゴッ、ゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ——。
い? いっ!? いやぁぁああああっっ!!
私は突如湧き起こった猛烈な水流に、なす術なく押し流された。
「マリーナァァア!!」
圧倒的な水流の脅威に、体と意識が沈む。かすみゆく意識中で、ライの悲痛な叫び声を聞いた気がした。
「マリーナ」
……ん?
ペチン、ペチン――。
……なに? 頬っぺた、ぺちぺちしないで……。
「マリーナ」
ペチン、ペチン――。
……だから、ぺちぺちしないでったら。
煩わしいぺちぺちに、不快に眉をしかめながら、ゆっくりとまぶたを開く。
「マリーナ! 気づいたか!?」