異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~


 ライの透き通るブルーの双眸が、夕日を受けて鮮やかに光る。私は美しいブルーに向かって微笑んだ。
「だからライ、今後ともよろしくね」
 ライとの共同生活のおかげでもう、十キロ体重が減っている。見た目にもちょっとスリムになって、以前に誂えたこの水着だって、ちょっとカパカパしてる。
 ……そう。なんだかつけてる気がしないくらいに締めつけがなくって、胸なんかとくにほんわぁ〜って……。
 ……ん?
 おもむろに、目線を下げる。
「もちろんだマリーナ! 俺は今後、今以上にマリーナの健康と安全に留意して減量指導に邁進する! ますます——」
 頭上では、ライが熱く何事か言っている。
 だけどそんなのは、当然右から左に抜けていく。
「マリーナ?」
「……ぎっ、ぎっ!」
「ぎ?」
「ぎゃぁぁああああああっっっ——!!」


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