異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
だけど、お昼も食べずに出ていくとは思っていなかった。
私が表情を曇らせるのに気づいたライがつけ加えた台詞は、到底事実とは思えなかった。
「そっか、気をつけてね」
だけど、ライの手を最も煩わせている張本人の私がなにを言えるわけもなく、私はグッと拳を握り、急ぐライを見送った。
「ああ、いってくる」
ライは、慌ただしく議会へと向かっていった。
「こんにちは、マリーナ様」
ライの背中を見送って、私がさて食堂に行こうかと踵を返したところで、声をかけてくる人物があった。
「あ、リィ」
見れば、笑顔のリィが立っていた。
「マリーナ様、今日は午後からお休みになったとお聞きしました。中央通りに雰囲気のいいカフェが新しくできたんです。よかったら昼食も兼ねて、私と行きませんか?」
「お昼はアイーダと騎士食堂で待ち合わせしてるんだ。それから午後も、私はアイーダと出かけるの。だからリィとは、出かけられないんだ」