異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
「そなたらのやり取りは聞かせてもらった。その上で、その騎士に少々尋ねたいことがある。処遇を含め、この一件は俺の裁量に任せてほしい」
「え、ええ。それは騎士団長がおっしゃるのでしたら」
第二師団の師団長は困惑を滲ませつつも、俺の再びの申し出に同意した。
「すまんな、師団長。では、そういうことだ。詳しい話は談話室で聞かせてもらおう」
師団長の了承を得た俺は騎士を談話室へと促した。
騎士との話し合いを終えて、談話室を後にした。
すると前方を行く騎士らから、雑談が聞こえてきた。
「なーなー、最近のマリーナ様、痩せてきてかわいくなってきてると思わないか?」
「馬鹿言え。マリーナ様はもともとかわいいだろう!」
しかも騎士らの話題はマリーナで、俺は無意識に雑談の内容に耳を傾けた
「そりゃそうだ! ……マリーナ様って、おごらず高ぶらず、にこにこーっとしてかわいいんだよ。しかも今日なんて午後の訓練が休みになったみたいでさ、侍女と手ぇ取り合ってうきうきで駆け出していくんだよ。お買い物ですかって声かけたら、テンツユ川に散歩に行くんだと。あの気取らないところ、いいよなぁ〜。本気で惚れちゃうよな〜」