異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~


 そうすれば私が怒りに任せ、お父さまとお母さまにぶつけた暴言が思い出された。
 ……私、お父さまとお母さまに、ずいぶんとひどいことを言った。
 優しい両親の陰った瞳を思い返せば、どうしようもなく胸が痛んだ。
 謝らなくちゃ……。
 私はスックと立ち上がった。その時にふと、壁にかかるランプの明かりが、ゆらゆらと優しく揺れているのに気づく。
 ……ランプ。
 ゆらめくランプの明かりを眺めていれば、つい三日前のライとの一幕が思い出された。
 三日前のその晩は、珍しく先にライが寝台にいた。

『ライー、ランプ消すよ〜?』
『ああ、頼む』
 だから私が、最後に部屋のランプを消した。
 だけどランプを消した途端、あたり前だけど、部屋は真っ暗になった。私は勘を頼りに、なんとか寝台にたどり着き、ボフンッとダイブした。
 寝台に沈み込んだ瞬間、私は今日のお布団はなんてしっくりと心地がいいんだろうって感動した。


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