異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
思わず、スリスリと身をすり寄せた。
するとお布団が、ビキンッと硬直した。
『……ん?』
怪訝に思って、お布団をトントン、ポフポフした。
『ヴッ! っっ!』
下から感じた息つめる気配と、不自然に蠢く感触に、ハッとした。
『や、やだっ!? もしかして私、ライを敷布団にしちゃってる!? ここ、ライの寝台!?』
『もしかしなくとも俺の寝台で、俺を敷いている』
『っ!!』
心地いいのは、まさかライの肉布団!!
私は弾かれたようにライの上から下りて、平謝りで謝った。
『ライ、ごめんっ!! ペタンコになっちゃったり、してないっ!?』
『……大丈夫だ。俺は綿ではないからつぶれん』
『そっか! よ、よかった!!』
『マリーナ、明日も朝から運動だ。もう寝るぞ』
『あ、うん! それじゃライ、ほんとにごめんね? おやすみなさい!』
あの後、私は自分の寝台に戻って横になったけど、ずっと胸がドキドキして、なかなか眠りにつけなかったっけ……。