異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
「ライ……」
もたらされたのは、その目と同じくらい、優しい言葉だった。
だけど、それはそれでちょっと、昔の自分が恥ずかしい。私は苦笑と共に、もじもじと手を擦り合わせた。
「現実問題、今後の運動メニューに少し強度を足すことで、挽回できる。だから、なんの心配もいらん。当初の計画通り、マリーナは健康的な体を手にできる。そうして減量が終わったら、そのときは」
「ライのお嫁さんになる! 私、綺麗な花嫁さんになって、ライと結婚式を挙げるの!!」
ライの言葉は最後まで言わせなかった。
ライへの愛しさが堰切ったみたいにあふれ出て、どうしたって止まらなかった。
「マリーナ……!」
こめかみに物すごい青筋を浮かべたライが、迫ったと思った。
「やんっ。ライ、そんなにぎゅうぎゅうにしたら苦しいよ?」