異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~

「それ、同じだ! やっぱりアイーダも、ライが超能力を持ってるんじゃないかって思ってた? 私もね、ライがたまに私のことを知りすぎてるから、もしかしてライには超能力があるんじゃないかって思ったの。だからこの前聞いてみたんだけど、どうやらさすがのライでも超能力は使えないみたい。だからライはね、残念だけど狼には変身できないよ!」
 私は胸を張り、アイーダにとっておきの最新情報を教えてあげた。
「そっかぁ。そうだよね、やっぱりライは、誰の目にもすごいんだぁ〜!」
 ライへのプラス評価に、なんでか私までうれしくなった。
「……さようですか。ひとまず姫様、洗髪がお済みのようですので 流しましょう。ギュッとしてくださいませ」
 浴槽から身を乗り出したアイーダが、手桶になみなみとお湯をすくう。
「はーい!」
 私はいつも通り泡々の髪を流してもらうのに、耳をパタンと塞いで目をギュッとつむってスタンバイした。
 ザッバーンッ——。


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