異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~

「私、丸顔だったんだ……」
 お肉の段々がなくなったお腹も、今はではすっかりなだらか。
 ……そう。キュッじゃなくて、ストンっとして、なだらかなのだ。
「私、幼児体形なんだ……」
 ライが舌なめずりしちゃう、キュッとしたくびれがいない。
 ……なにより問題は、このおっぱい。おっぱいは、ほんわぁ〜って寛いでてよかったのに。
 なのにどうして、お腹のお肉と一緒にばいばいしちゃったの?
「ねぇどうして? なんか予想とちょこっと違うよ? ライもメロメロ腰砕けの、魅惑のボディーは、どこっ!?」
 姿見にビタッと両手を張りつけて、間近から注意深く観察するも、くびれはもとより色っぽさの欠片も見つけ出すことはできなかった。
 ……なに、この現実の世知辛さは!?
 もとモデルが、痩せてなおモデル体型になりきれないという、今世の衝撃的な事実……。
 私は姿見に張り付いたまま、しばし衝撃に固まった。


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