異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
「ふふふっ。姫様ったら、おかわいらしい。ライ・ザック殿をメロメロ腰砕けにしたいんですか? ふふっ」
「ア、アイーダっ!」
なんと、アイーダに恥ずかしすぎる独り言を聞かれてた!
「き、聞き間違いじゃない!? 私はべつに、ライをメロメロ腰砕けにしたいだなんて、思ってないもん!」
私は慌てて取り繕ってみせたけど、アイーダの余裕の笑顔が、全部わかってますよって、そう言ってる。
「ふふふっ、そうでしたか。それよりも姫様? そんなカボチャのパンツ一丁で姿見に張り付いて。なにか羽織りませんと、風邪を召されますわ。脂肪とは存外温かいですから、それをなくした今後は、冷えにも気をつけませんと」
アイーダは私の肩に、パサッとガウンを掛けつけた。
「あ、ありがとう」
ガウンの前を合わせながら、チラリと横のアイーダに目を向ける。
これまで私は、食べることにしか興味がなかった。だからアイーダのことも、ただ細っこいとしか思っていなかった。
だけど今、改めて見るアイーダのスタイルは、ものすごかった。