異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
「……姫様って、本気で侮れませんわ。本人は思ってもいなかったでしょうが、実際問題太っていたときですら求婚者が列を成す、あれだけのかわいらしさだったのです。それが今や、ちっちゃくてきゃしゃで、ふわふわの天使のごとき見た目で、しかも中味は無邪気な小悪魔風味……。これこそ、世の男性たちがメロメロ腰砕けになる要素が満載なのでは? ……ライ・ザック殿の内心の焦燥やらもんもんやら、もろもろが察っせられますわ」
……なんか、アイーダがブツブツ言ってる。それより、どうしよう。
やっぱりアイーダに相談、してみようかな。
「とはいえ肝心のライ・ザック殿ときたら、陛下や王妃様に言い含められた婚前交渉禁止令を律儀に守っているんですから……。あのタヌキの陛下と王妃様のことですもの、かわいい姫様の結婚に実際に動きだすのは何年先やら。もういっそ、既成事実をつくってさっさと結婚になだれ込んでしまえばいいものを……」
でもなぁ、どうしよっかなぁ……。
ブツブツと忙しそうなアイーダを横目に、私は目下最大の悩みであるおっぱいに、ぱふんと両手を置いた。