異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~


 私はついに、胸にとぐろを巻く特大級の難題をアイーダにぶつけた。
「まぁ、……ふふふふっ。姫様、少々こちらへ」
 アイーダがちょいちょいと私を手招く。
 その笑みがちょっと悪く感じたのは、きっと私の見間違いだ。
「なぁに?」
 私はアイーダの口もとに耳を寄せた。
「でしたら姫様、……コショコショコショ」
「っ!!」
 聞かされた瞬間、ボンッと頬に朱がのぼる。
「ふふふふふっ。よろしかったら、今日のデートでライ・ザック殿にお願いしてみてくださいませ。あらま、もうこんな時間。私、今日はこの後、実家に帰省する予定になっておりまして。なんだか紹介したい方がいるとか、いないとか。ですので姫様、申し訳ありませんが私、迎えの馬車の時間がありますので、そろそろ失礼いたしますわ」
 特大の爆弾を投下するだけ投下して、アイーダは私にドレスを押しつけると笑顔で消えた。


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