異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~


 ……へへっ。ライの眉間、皺が寄ってる。
「そんなのないよ? 顔が赤いのはね、きっとライと会うのにドキドキしてたから……へへっ」
 告げた瞬間、ライのこめかみに青筋が浮かぶ。
 え!?
 そうしてライがドアップに迫ったと思ったら、ライの額がコツンッと私の額にぶつかった。
 あれ? 私、熱はないって言ったのに……?
「ライ? どうしたの? ……もしかしてライこそ具合、悪いんじゃない!?」
 私はライの方こそ熱があるんじゃないかと心配になって、くっつけたおでこをグリグリした。
 だけどどんなにグリグリしても、ライのおでこから熱っぽさは感じなかった。
「ライも熱はないみたいだね?」
 私がおでこを引き、コテンと首をかしげてみせれば、ライの眉間にいっそう深く皺が寄る。青筋にいたっては、その脈動までもが伝わってきそうなほど浮いていた。
 え!? コレって、大丈夫なの!?
 青筋って、こんなに浮き上がって、プツッと切れちゃったりしない!?


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