異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
私がライの青筋に本気で頭を悩ませていたら、ライが突然私をすっぽりと抱きしめる。
わわっ!
私は最近、結構な高頻度でライにこれをされる。
これをされると、ライにすっぽりと包まれて、とっても幸せになれる。
「……マリーナ、頼むから俺の理性の限界に挑戦してくれるな」
だけど一方で、これをされると視界や音といった外界からの情報が遮断されて、ちょっとだけ戸惑う。
「くぅぅうっっ……! 俺は忍ぶ! 諸手をあげ、マリーナを我が妻と迎え入れるため、どこまでも忍んでみせる!!」
とはいえ幸せには違いないので、私はライの胸にほっぺをスリスリして、ライを満喫した。
……へへっ、ライ〜。スリスリスリ、スリスリスリ……。
時々ライの腕にスリスリしいしい賑わう王都を歩いていれば、ふと、前を行く三人連れの背中に視線が留まる。
三人は、小さな女の子を真ん中にして、左側に女の子よりも頭ひとつ分大きな男の子、右側にライに負けず劣らずのガチムチマッチョの男性という配列で、手をつないで歩いていた。
……ん、んんんっ!?