異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
現状に理解が追いつかず、私が右に左に首をひねっているうちに、ライは足早に家令の横を通り過ぎ、トントントンと軽快に階段を駆け上る。
え? え?
ちんぷんかんぷんの私をよそに、ライは両手で私を抱いたまま、躊躇なくめくるめく官能の世界の扉――寝室の扉―― を蹴破る。
え? えっ!? えぇえええーーっ!?
はっ、はわっ? は、はわぁぁああ〜。
そこから私は問答無用、ライの手で強制的に桃色の世界にご招待。
「ぁあっ、……ラ、ライっ」
ライが灯す甘美な熱が、まともな思考を押し流す。ライの愛が、熱く狂おしく私を乱す。ライと、ライがもたらす愉悦が、この瞬間のすべてを支配していた。
「……マリーナ、なんて綺麗なんだ」
ライの手で、私は幾度も高みに駆け上る。快感が弾ければ、さらなる快感の予感に、心と体が切なくライを求めた。
「ライっ」