異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
「なんと! これは歩きではないのか!?」
アイーダの大声に、ライも大声で返す。
ヒェ〜!
アイーダとライの大声の応酬に、庭園に居合わせた高官や女官の視線が、なんだなんだと一気に私に集まった。
「ええ! それが現状、精いっぱいの姫様の走りでございます!」
しかもその目は、一様に生温い。
私にとっては、とんでもない羞恥プレーだ!
「ライもアイーダも、大声でその会話はやめて〜っ!!」
あまりのいたたまれなさに、私も大声でストップをかける。そうすればライとアイーダが、ハッとした様子で口をつぐむ。
ふたりの口を塞ぐことには成功した。しかし、走り込みによりただでさえ息が上がっていた私は、限界に達した。
「大丈夫か、マリーナ?」
結局私の息切れにより、準備運動は 日暮れを待たずして強制終了となった。
「はい、なんとか」