異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~




 チュンチュン——。
 ピチチチチ——。
 東の空が白み始める。かわいらしい小鳥のさえずりが、新しい一日の始まりを告げる。
 ムクリと寝台から起き上がった私は、ビタッと窓に張りついて、眼下の枝に止まるおいしそうな小鳥に目線を向けた。
「……焼く? 煮る? はたまたジューシーに、揚げる?」
 そうつぶやいた次の瞬間――。
 ピチチッッ!!
 ピチチチチッ!!
 小鳥たちは我先にと飛び立って消えた。
「なんで? どうして私の揚げ鳥、飛んでっちゃうの……」
 ガックリと肩を落として窓から顔を離せば、ちょうど唇が触れていた辺りが、でろーんとよだれで汚れていた。
「はぁ〜」


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