異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
「……これは、どこから突っ込んでいいのか悩ましいですわね。肝心の食事の記録は、なんともザックリ……。直接言いがたいことは、ここぞとばかりに……」
ノートを認めたアイーダが、何事かブツブツとつぶやいているけれど、小さな声はよく聞こえない。
「マリーナ」
かかるライの声に、思わず目線を向ける。
「はい?」
するとライは、これまで見たことがないくらい、眉間に皺を深く刻んでいた。
その顔は、文句なしで過去最凶におっかない!
「眉間の皺は善処しよう」
「……え?」
私の眉間にも皺が寄る。
だって、ライの言葉と態度がちぐはぐ……。眉間に皺を寄せながら、眉間の皺を善処すると、ライは言う。直面する二律背反に、私はものすごく混乱していた。
「とりあえず、ノートはいったん預かる。ただ、食事内容は次からもう少し詳細に記録するように。では、早速体を動かすとしよう」