異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~

「いえいえ! したいわけないです! というよりも、冷静に考えればできない気がムンムンしてきました! 私、ウォーキングがいいです!」
「賢明な判断だ。では、王宮内庭園のウォーキング始め!」
「はい!」



 えっちらほっちら、私は走っ……いや、歩いた。
「はぁはぁ……、ふぅふぅ……」
 お昼ご飯と午前午後に一回ずつ休憩を挟み、私は今までの人生で歩いたことがない距離を、一生懸命歩いていた。
 ……い、痛い。
 気づきながらも目を逸らし、ここまで騙し騙しに歩いていた。
 ……う、うぅぅ。これ、すごく痛い……。
 だけどウォーキング終了を目前にして、痛みはいよいよ無視できないレベルに到達した。
 一歩踏み出すごとに、涙が出そうなくらいに痛い。


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