異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~

「っ!」
 でも、頼むって言われたって! そんな場所をナデナデ、ぬりぬりされたなら、どうしたってもじもじしちゃう!
「っ、ふぁっ」
 ひと際、敏感な部分をひとなでされて、ビクンッと体が跳ねた。
 するとなぜか、ライのガタイもビクンッと跳ねる。
「あっ、ごめんなさい?」
 一応、動いちゃったことを謝る。
 でもね、じっとしていろだなんて、やっぱりはなから無理があると思うのよ?
「きゃ! きゃふ、きゃふふふふふっ。やっぱり、くすぐったーい!」
「……ッ」
 こうして私はくすぐったさにもんどり打ちながら、ライによる治療を終えた。
 ソファにきちんと座り直すと、気恥ずかしさから必要以上にスカートの裾をキュッキュッと引っ張り下ろしながらライを見上げる。
「ライ? どうかした?」
 すると薬を塗り終えたライが、尋常ではない滝のような汗をかいていた。こめかみには、いまだ青筋も薄っすらと残る。なにより、あきらかに息が上がっていた。


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