異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
薬を塗り、じっとしている今、傷は痛まないはずだった。だけど、傷の辺りが妙に熱い。
……ううん、熱いのは傷の辺りだけじゃない。ライが触れたそこかしこが、燃えるように熱い。
こんなにもライが私を熱くさせるのは、どうして……?
「……ふぁああ〜」
頭をよぎった 疑問はしかし、眠気の波にさらわれた。
そうして訪れた安寧の眠りの中で、私はガチムチマッチョの揺り籠に、ゆうらりと心地よく揺られていた。
翌朝、私が王宮内庭園の前に向かえば、すでにライが待っていた。
「ライ、おはよう」
「マリーナ、今後、運動時にはこれを着用するように」
ライはそう言って、ぶっきらぼうに大きな荷袋を差し出した。
「え? あ、ありがとう」