異世界平和はどうやら私の体重がカギのようです~転生王女のゆるゆる減量計画!~
反射で受け取り、おもむろに袋の口から中を覗く。
すると袋の中には、見慣れない布地が見えた。……なんだろう?
小首をかしげつつ、おもむろに一枚掴んで引っ張り出す。
目の前にビローンと掴み上げた布は、……え!?
「……お父さまの、ラクダの股引?」
一瞬、お父さま愛用のズボン下が脳裏をよぎった。
「ラクダノモモヒキ?」
ライが、怪訝そうに眉間に皺を寄せる。
もちろんこの世界に「ラクダの股引」という言葉はない。ただ私が、それっぽい形と色の肌着を、内心でそう呼んでいるだけだ。
「あ、いえ。これは、……なに?」
気を取り直してライに尋ねた。
改めて見る目の前のラクダの股引もどきは、股下およそ40センチのズボン状。