墜落的トキシック
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「……はあ」
やっぱり、どこか違和感。
最近のハルの様子、ちょっと変だ。
はっきりと指摘できないことがもどかしい。
怒っているのでも、不機嫌なわけでもないと思う。強いて言うならば焦っている、に近いかもしれない。
────でも、何に?
そこまで考えて、もう一度大きくため息をついた。
いつでも一番近くにいるはずなのに、途方もなく遠く感じる。
心の距離って目には見えないけれど、ともすれば実際の距離よりもはっきりと感じるかもしれない。
離れていくことに“焦っている”。
焦っているのは、ハルじゃなく私だ。
繋ぎとめておきたいと願うほどに、ハルのことがわからなくなっていくの。
『……って言ったらどうする?』
結局、あれは何だったんだろう。
冗談? 本当に?
たしかにハルの冗談はいつもわかりにくいけれど、でも。
でも、あれは、絶対冗談なんかじゃなかった。とっさに取り繕った嘘くらいは、さすがに見抜ける。
気づいていて、気づかないふりをして笑ったんだ。
ただし、そこまで。
私にはハルの真意はわからない。
わからないこと、ばかりだ。
「ため息、うるせーんだけど」
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「……はあ」
やっぱり、どこか違和感。
最近のハルの様子、ちょっと変だ。
はっきりと指摘できないことがもどかしい。
怒っているのでも、不機嫌なわけでもないと思う。強いて言うならば焦っている、に近いかもしれない。
────でも、何に?
そこまで考えて、もう一度大きくため息をついた。
いつでも一番近くにいるはずなのに、途方もなく遠く感じる。
心の距離って目には見えないけれど、ともすれば実際の距離よりもはっきりと感じるかもしれない。
離れていくことに“焦っている”。
焦っているのは、ハルじゃなく私だ。
繋ぎとめておきたいと願うほどに、ハルのことがわからなくなっていくの。
『……って言ったらどうする?』
結局、あれは何だったんだろう。
冗談? 本当に?
たしかにハルの冗談はいつもわかりにくいけれど、でも。
でも、あれは、絶対冗談なんかじゃなかった。とっさに取り繕った嘘くらいは、さすがに見抜ける。
気づいていて、気づかないふりをして笑ったんだ。
ただし、そこまで。
私にはハルの真意はわからない。
わからないこと、ばかりだ。
「ため息、うるせーんだけど」