無気力なキミの独占欲が甘々すぎる。
「なんかごめんなさい……。
変なところ見せちゃって」
「ん?何が?」
とぼけたフリをしてくれているのが、もしかしたら佑都先輩なりの優しさだったりして…。
「どうぞ、上がってください。何もおもてなしとかできないですけど」
スリッパラックに手をかけ、スリッパを先輩の前に置いた。
そして、わたしの部屋に通した。
「何もない部屋ですけど……」
わたしの部屋は真っ白の壁に囲まれていて、色があまりない。
あるとすれば、装飾品のカーテンの淡い水色くらい。
家具は1人が寝られるくらいの小さなサイズのベッドに、クローゼットがあるくらい。
「へー、綺麗にしてんだね。
冬花ちゃんらしい感じ」
「お茶いれてくるんで、ゆっくりしててください」
そう言うと、佑都先輩は遠慮なくわたしのベッドの上にドサッと座った。
かと思えば。
「いーよ。俺にまで気使わなくて」
「っ、どういう意味……ですか」