無気力なキミの独占欲が甘々すぎる。
そして、ある日の出来事をきっかけに、わたしと夏向の関係が一気に加速する。
夏休みが明けて、わたしの日常はいつも通りに戻った。
高校1年の秋。9月20日。
わたしの誕生日からちょうど1か月が過ぎた日。
この日は、雨と風がとても強かった。
台風が接近中だと朝のニュースでやっていたのを思い出し、家の中で1人いつもと変わらず1人で晩ごはんをすませた。
今日も両親は家に帰ってこない。
そのあとお風呂を済ませ、寝る準備を整えた夜の10時。
ふと、窓の外を見れば、大雨と風と雷がすごい。
朝よりひどくなっている。
こんな天気で外にいたら大変だと思いながら、寝ようとした時。
なぜか、ふと、夏向の顔が浮かんだ。