無気力なキミの独占欲が甘々すぎる。
わたしが立っているそばにはクローゼットがあって、夏向はそこを開けて中から着替えを出してくれた。
「俺の服しかないけど。濡れたままよくないから着替えて」
「う、うん」
すると夏向はいったん部屋から出ていったので、もらった服に着替える。
グレーのダボっとしたスウェット。
サイズがかなり大きくて、夏向が着て少し大きいくらいだから、わたしが着たらワンピース状態。
膝より少し上くらいの丈。
いちおう、下のズボンも用意してくれてるけど、これは必要ないかな。
そのまま夏向を待つために、いったん近くにあったベッドに腰を下ろした。
すると、数分もしないうちに夏向が部屋に戻ってきた。
手には大きめのタオルを1枚持っていて、さっきまでびしょ濡れだった服から別の服に着替えをすませていた。
そして、わたしが腰掛けるベッドのそばに近づいてきて、わたしの目の前に立ったかと思えば、髪にタオルをバサッと被せられた。