無気力なキミの独占欲が甘々すぎる。
わたしの手をグイッと力強く引いて、身体をベッドに倒された。
そのまま夏向も一緒に倒れ、わたしを包み込むように後ろから抱きしめてきた。
「ちょっ、離して……っ」
身体をジタバタして暴れると、それを押さえつけるように、耳元で悪いささやきが鼓膜を揺さぶってきた。
「……抵抗したら俺の好きなよーにするよ」
「な、何それ……っ」
「力じゃ冬花は俺にかなわないんだよ」
「知ってるよ、そんなの……」
「だったらおとなしくしといたほうが身のためだって思わない?」
「思わない……」
抵抗しても、おとなしくしても、どっちにしろ夏向の思い通り。
「へー、それって今の状況がわかってないからそんな生意気なこと言えんの?」
抱きしめていただけだったのに、夏向が急に身体を起こし、簡単にわたしを組み敷いた。
「俺さー、今でも結構抑えてんだよ、自分の理性」