転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ
両親の死後、娘一人しかいなかったことからニイファの家はお取り潰しになったことから、ニイファは侍女として王宮で働くようになった。
二十代前半である彼女は、ヴィオラにとっては、姉のように親しみやすい相手でもある。
ザーラがニイファをヴィオラから遠ざけなかったのは、後ろ盾となる実家のないニイファならば、ヴィオラの側に置いておいても、ザーラにとって不利益にはならないと判断したから。
「それに、帝国には多数の素敵な男性がいらっしゃいますからね。結婚相手を探すのにもぴったりです」
なんて、思ってもいないくせにニイファは言う。
(どうにかして、ニイファにはお返しをしてあげたいけれど……)
今のヴィオラには、そんなことはできそうにない。ニイファに報いるためにも、帝国に着いたなら、いろいろ勉強して、力をつけなければと固く決意した。
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