転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ
だって、ヴィオラの目から見ても、ここは普段使われる部屋とは思えないのだ。皇宮の中でも使用人達が使う部屋のように見える。
「あまり公にはしたくないので、母の住まいを借りた」
母の、と彼が言ったということは、やっぱり皇帝はこちらにはあまり来ることはないのだろう。そんなことを想ったけれど、表情には出さない。
「それで……どうやって調べるつもりですか?」
「これから、何種類かの料理を用意させる。その料理に使われている食材を教えてくれ」
ここで隠すつもりもないので、素直にうなずいた。
リヒャルトが合図をすると、ヴィオラの前に運ばれてきたのはスープだった。昨日と同じようにキノコのポタージュだ。
(まさか、ここにソメカイタケを入れてはいないわよね?)
そんな悪い冗談、この皇宮の人達がするはずもないけれど。
ヴィオラは慎重にスープを口に運ぶ。生クリームとバター、それに火を通したキノコ類を丁寧に裏ごしして仕上げたものだ。
「キノコのポタージュですね。基本的には昨日と同じ作り方をしていると思います。材料は、生クリーム、バター……キノコが五種類。ただ、昨日と違って、ソメカイタケは入っていませんね? あとのキノコは、マッシュルーム、ポルチーニ、それから――この国でだけとれるルミネラと……」
広がる濃厚なキノコの香り。とてもおいしいポタージュだ。五種類のキノコも無事に当てられてほっとする。
「では、次」
正解だった、とも誤りだった、とも言わずに次の料理が出される。それは、料理というよりはソースだった。
「あまり公にはしたくないので、母の住まいを借りた」
母の、と彼が言ったということは、やっぱり皇帝はこちらにはあまり来ることはないのだろう。そんなことを想ったけれど、表情には出さない。
「それで……どうやって調べるつもりですか?」
「これから、何種類かの料理を用意させる。その料理に使われている食材を教えてくれ」
ここで隠すつもりもないので、素直にうなずいた。
リヒャルトが合図をすると、ヴィオラの前に運ばれてきたのはスープだった。昨日と同じようにキノコのポタージュだ。
(まさか、ここにソメカイタケを入れてはいないわよね?)
そんな悪い冗談、この皇宮の人達がするはずもないけれど。
ヴィオラは慎重にスープを口に運ぶ。生クリームとバター、それに火を通したキノコ類を丁寧に裏ごしして仕上げたものだ。
「キノコのポタージュですね。基本的には昨日と同じ作り方をしていると思います。材料は、生クリーム、バター……キノコが五種類。ただ、昨日と違って、ソメカイタケは入っていませんね? あとのキノコは、マッシュルーム、ポルチーニ、それから――この国でだけとれるルミネラと……」
広がる濃厚なキノコの香り。とてもおいしいポタージュだ。五種類のキノコも無事に当てられてほっとする。
「では、次」
正解だった、とも誤りだった、とも言わずに次の料理が出される。それは、料理というよりはソースだった。