転生王女のまったりのんびり!?異世界レシピ
「これでどうするんだ?」
「味がしみ込むまで待ちます」
漬け込んだ肉を厨房内の涼しい場所へ置く。そして、今度は汁物に取りかかる。
「ここでキノコを使うとは――」
「ああっ、ごめんなさい! でも、そうそう間違えるものじゃない……はずだから……!」
最後の方は、自信なさそうになってしまった。
大丈夫、あれから食料保管庫に保管されているキノコは全部チェックされ、毒キノコは混ざっていなかったと確認されている。
ニンジン、玉ねぎ、豚肉にキノコ類。それから大根に似た野菜があったので、それも使うことにする。材料はこれで十分だ。豚の入ったスープだから豚汁ということでいいだろう。
「すみません。豚肉をこのくらいの薄さに切り分けてもらえますか?」
「わかりました」
厨房の料理人は、自分達のテリトリーにずけずけと入ってきたヴィオラをあまり面白く思っていないようではあるけれど、リヒャルトの口利きもあって指示に従ってくれる。
薄く切ってもらった肉と根菜を油で炒め、水を入れる。沸騰したところでキノコを投入。味付けは味噌だけ。
「あつっ……うん、でもおいしく仕上がってる」
出汁汁を使わなかったから物足りないのではないかとちょっと心配していたけれど、豚肉とキノコのうまみに野菜の優しい味わいが加わって、ヴィオラの舌にはぴたりとあった味だ。
「どうでしょう? 味噌で味をつけたスープです」
小皿にとったそのスープを、リヒャルトだけではなく、その場に居合わせた騎士達と料理人達全員に配った。
「味がしみ込むまで待ちます」
漬け込んだ肉を厨房内の涼しい場所へ置く。そして、今度は汁物に取りかかる。
「ここでキノコを使うとは――」
「ああっ、ごめんなさい! でも、そうそう間違えるものじゃない……はずだから……!」
最後の方は、自信なさそうになってしまった。
大丈夫、あれから食料保管庫に保管されているキノコは全部チェックされ、毒キノコは混ざっていなかったと確認されている。
ニンジン、玉ねぎ、豚肉にキノコ類。それから大根に似た野菜があったので、それも使うことにする。材料はこれで十分だ。豚の入ったスープだから豚汁ということでいいだろう。
「すみません。豚肉をこのくらいの薄さに切り分けてもらえますか?」
「わかりました」
厨房の料理人は、自分達のテリトリーにずけずけと入ってきたヴィオラをあまり面白く思っていないようではあるけれど、リヒャルトの口利きもあって指示に従ってくれる。
薄く切ってもらった肉と根菜を油で炒め、水を入れる。沸騰したところでキノコを投入。味付けは味噌だけ。
「あつっ……うん、でもおいしく仕上がってる」
出汁汁を使わなかったから物足りないのではないかとちょっと心配していたけれど、豚肉とキノコのうまみに野菜の優しい味わいが加わって、ヴィオラの舌にはぴたりとあった味だ。
「どうでしょう? 味噌で味をつけたスープです」
小皿にとったそのスープを、リヒャルトだけではなく、その場に居合わせた騎士達と料理人達全員に配った。