隠れ蓑〜Another story〜


「、、そんな理由じゃ無いと思う、、よ?。」





恥ずかしそうに呟く先輩を本当に可愛い人だなっと思った。

あんなに愛されてるのに、なんでこんなに自信がないのか理解できない。





「まぁ、津川さんのどうでもいい理由はいいとして!先輩は?どこか異動したい部署はあるんですか?今更違う部署に移っても知り合いもいない部署はツライですよ、、、。」

「うん、、向いてないかもしれないけど、、ここが好きだよ。真美ちゃんだっているし、、、ここから離れるのはやっぱり不安かな。」

「じゃ、じゃあ!!先輩が受付にどれだけ必要な人間なのか証明できたらここに残ってくれますかっ?」






真剣に先輩を見つめると、私の熱意が伝わったのか小さくう頷いてくれた。




「うん、、そんな事あり得ないけど、、そう思ってくれている人が1人でもいたら嬉しいな。」

「ふふふっ。私にお任せ下さい。よーしっ!!!今日から忙しくなるぞ〜〜っ!!」





先輩は絶対に異動なんてさせない!

拳を強く握りしめて、そう強く意気込んだ。





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