隠れ蓑〜Another story〜


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仕事が終わり、柿本さんに連絡を入れると直ぐに返信が来た。

言われた通りに社員出入り口に向かうと、柿本さんが運転する車が一台止まっている。



運転席の窓が開き手招きされる。







「お待たせ。助手席に乗って〜。」

「わざわざお迎えまですみません。現地集合、現地解散で良かったんですが、、。」

「そんな可愛くない事言わないの。はい、お腹空いたから早く行くよ。あ、それと後部座席じゃなくて助手席に乗りなさいね。」





しようとしていた事を見事に当てられて、遠慮気味に助手席へと乗り込む。



「、、お願いします。」

「いいえ〜。じゃあ、道案内宜しく。」

「この前、晶帆と2人で飲んでた居酒屋です。柿本さんが晶帆を迎えに来た時の。」

「あぁ!あこそね!!了解〜。」






納得したように頷いて、車のアクセルを踏み込んだ。

流石にカリスマデザイナー兼社長なだけあって人生2回目になる彼の高級車の乗り心地は最高だ。





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