隠れ蓑〜Another story〜


彼はすぐに強い力で抱きしめ返してくれて、耳元で囁く。




「じゃあ、食事は後でいいから、、早く俺を晶帆で埋めつくしてよ。晶帆が足りない。」


その色っぽい甘い囁きに腰が砕けそうになる。





足腰がふわふわとしたまま寝室に手を引かれて、ベットに押し倒される。

真っ直ぐに見つめてくる彼の熱っぽい瞳に囚われて全身が震える。





されるがままだったあの頃とは違って、私だって貴方をこんなにも求めてるんだって彼に分かって欲しくて自ら彼の首にしがみ付く。


「圭くんが好き、、だから早く私も圭でいっぱいにして、、?」




耳元で小さく呟いた言葉は、やっぱり恥ずかしくてそんな顔を見られたくなくて更にしがみ付くと勢いよく解かれた。

そしてこちらを射抜くような視線を向けられる。



少し表情の歪んだ彼からは欲情の色が見えて、更に全身が熱を持つ。




「だったら早く追いついて来いよ。俺は好きなんかじゃ足りない。晶帆を、、愛してる。俺以外の目にも触れさせなくないほどお前を愛してる。」



少し狂気的な言葉も乱暴な言葉違いもその全てが私は彼からこんなにも愛されているんだと思い知らされる。


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