隠れ蓑〜Another story〜
素早く服を脱ぎ捨てた彼は、乱暴な手つきで服を破くように剥ぎ取り、彼の指先と唇が隈なく頭の先から足の先まで行き来する。
服を破くような荒々しさとは違って、触れる指先と唇は涙でるほど優しくて、、彼の愛に溺れる。
1つに繋がれば、彼が動く度に彼の首元のネックレスが煌めいて、、そんな私の視線に気づいた彼は私のネックレスを確認するように足首にキスを落とす。
彼とお揃いのネックレスはいまだ足首につけたまま。
何故かは分からないが、彼からその場所から外さないようにキツく言われている。
彼曰く、これは〝足枷〟だと。
そんな少し行き過ぎた束縛も彼からの愛だと分かっているから心地よく感じてしまう。
愛おしそうにネックレスにキスを落とす彼の表情が堪らなく好きで、たまらず彼の首を引き寄せてネックレスにキスを落とす。
あとはもう、本能のままに求め合うだけ。
あの頃と違うところがあるとすれば、思った事を口に出せる事。
ひた隠しにしていた彼への想いを曝け出して、今日も私は彼に溺れる。