隠れ蓑〜Another story〜



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「晶帆!聞いたよ。おめでとう。」





仕事が終わりロッカーで着替えていると後ろから声を掛けられた。

振り返ると優しい表情をしている莉子ちゃんの姿が。




「莉子ちゃん!、、もしかして噂になってる?」

「噂ってもんじゃないわよ。もう2人の話題でどの部署も持ちきり!!、、でも皆んな素敵だったって言ってた。私も見にいけば良かったわ。、、ロビーでの公開プロポーズ。」

「は、恥ずかしいから、、!」

「嘘嘘っ!冗談だって。お祝いに飲みに!!、、って言いたい所だけど約束してるんでしょ?津川さんと。」

「、、うん。ごめんねっ、、?」

「でもどうせ津川さん残業でしょ?なら津川さんが仕事終わるまで付き合ってよ。」








そう言って莉子ちゃんは自販機を指差した。


「うんっ、、、!」






2人で自販機で飲み物を買って、近くの椅子に座って買った缶をぶつける。





「本当におめでとっ!」

「っ、、ありがと、、!!」






2人で缶コーヒーで乾杯しながら笑い合った。


それから長い間、莉子ちゃんと談笑していると荒々しい革靴の音が聞こえてきた。


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