隠れ蓑〜Another story〜
「、、聞いてるけど。それが?」
「えっ!?山下先輩そんな感じですか?!?!まさか2人が式を挙げないなんて私考えられなくてっ、、、!」
「まぁ、、私も驚いたけど2人が決めた事なら仕方ないじゃない?第三者があれこれ言うのもおかしいと思うし。」
「で、でもっ!!絶っっっ対、津川さんの独断でしょ!?!?先輩を他の男の目に晒したくないっていう凄まじい程の独占欲!!!確かにその気持ち、分からなくはないですけど、、それが理由で式を挙げないなんて、、先輩があんまりです!!!」
「あーー、、そういう理由みたいだけど、式を挙げないって言ったの晶帆の方よ?だって津川さんから晶帆を説得してほしいって頼まれたから。」
「っ、、、!?」
注文した生ビールを一気飲みしていた山口さんは莉子ちゃんの衝撃的な言葉に思わず吹き出した。
「ちょっと山口ちゃん汚い!少しは落ち着きなさい。」
「っ、、ケホっ、、!これがっ、、落ち着いていられますか?!?!」
涙目で苦しそうにむせる山口さんに代わって言葉を発した。
「いやそれ流石に驚くでしょ。俺も山口さんと同じ理由だと思ってたから。、、それなのに晶帆が嫌がってるなんてさ。で?晶帆はなんて?」