隠れ蓑〜Another story〜



「津川さんっ、、。」

「連絡してくれてありがとう、山口さん。本当、、助かったよ。あとは俺に任せて?下らない小競り合いに巻き込んでごめんね。気をつけて帰って。」

「はい、、後はお願いします。ではお先に失礼します。あ、先輩への誤解も解いておいて下さいね!!それではまた来週に。」

「あぁ、また来週。」





2人は二言ほど言葉を交わして、真美ちゃんはぺこりと頭を下げて受付を去っていった。











「っ、、おい!!無視してんなよ!!!」


終始無視されていた男性の怒りがMAXになってしまったようで彼の胸ぐらに掴みかかった。






「、、お前こそ部外者だ。さっさと消えなよ。俺と晶帆の関係を他人にとやかく言われる筋合はない。」

「ひっ、、、!」






先程まで、戦闘態勢だった男性は彼の地を這うような低い声、そして私からは見えない彼の表情を見た途端に真っ青になった。

















『聞こえなかった?今すぐ消えろ。二度と彼女に近づくな。お前に入る隙間なんて微塵もない。俺は彼女を絶対に手放さない。、、絶対にだ。』







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