隠れ蓑〜Another story〜
ホテルについて、直ぐにベットになだれ込んだ。
少し乱暴な手つきで手早く服を脱がされるのもいつもの事で、こういう時は圭がイライラしている証拠。
仕事のストレスであったり、人間関係のストレスだったりは営業の圭にとって日常茶飯事だ。
そして誰もを魅了する彼は女が群がる。
だから彼のストレスは計り知れない。
大概、こうしてベットに誘われる時は圭のストレスがMAXに溜まった時だ。
だからそこに、愛とかはなくて彼の好きなように抱かれる。
優しい手つきも、優しい言葉も、優しい表情も何も無い。
あるのは野生的な男の顔だけ。
それでも彼に触れて欲しくて、彼に触れたくて、彼と深く繋がりたくて今日も感情を押し殺して彼に手を伸ばす。
絶対に求めているのをバレてはいけない。
あくまでも求めているのは、貴方の心じゃなくて快楽だけだと思わせるように。
今日も微笑んで彼に抱かれる。
、、心はこんなにも泣いていたとしても。