恋愛初心者です、お手柔らかに?
昼の休憩時間に、宣言していた通り、倉橋さんに捕まった。
「…で、告白したんですか?されたんですか?」
「…っ」
私と倉橋さんは、社内にある食堂で話をしていた。
朝、後で聞きますからね!と言われていた通りに、私は倉橋さんに捕まった。
でも、告白したのか、されたのか、って…なんで。
私は知ってますよ?と言わんばかりに笑顔を見せている倉橋さんに、言葉が出なかった。
「あ、どうして私が知ってるのか?って思ってます?朝も言いましたけど、私、涼子から話聞いてたんですよ…だか…」
「えっ!えぇーっ」
社内の食堂だと言うことを忘れ、大声で叫んでしまった私に、周りからの視線が突き刺さった。
「永山さん!動揺しすぎですよっ。社内ですよ、ここ」
「あ…ご、ごめん」
突き刺さる視線に、居たたまれなくなり下を向く私に倉橋さんは続けた。
「ま、涼子は口が固い方ですからね。永山さんだって事は言ってませんでしたよ。友達の話として、相談されてたんです。お互いの気持ちを伝えるにはどうしたらいいのか、って…。まさか、それが永山さんだったとはね…」
「うっ…」
「…で、涼子もすっごい喜んでたんですよ?連絡して下さいね?これは涼子からも聞いて欲しいって言われたんですけど、どっちから?」
「…で、告白したんですか?されたんですか?」
「…っ」
私と倉橋さんは、社内にある食堂で話をしていた。
朝、後で聞きますからね!と言われていた通りに、私は倉橋さんに捕まった。
でも、告白したのか、されたのか、って…なんで。
私は知ってますよ?と言わんばかりに笑顔を見せている倉橋さんに、言葉が出なかった。
「あ、どうして私が知ってるのか?って思ってます?朝も言いましたけど、私、涼子から話聞いてたんですよ…だか…」
「えっ!えぇーっ」
社内の食堂だと言うことを忘れ、大声で叫んでしまった私に、周りからの視線が突き刺さった。
「永山さん!動揺しすぎですよっ。社内ですよ、ここ」
「あ…ご、ごめん」
突き刺さる視線に、居たたまれなくなり下を向く私に倉橋さんは続けた。
「ま、涼子は口が固い方ですからね。永山さんだって事は言ってませんでしたよ。友達の話として、相談されてたんです。お互いの気持ちを伝えるにはどうしたらいいのか、って…。まさか、それが永山さんだったとはね…」
「うっ…」
「…で、涼子もすっごい喜んでたんですよ?連絡して下さいね?これは涼子からも聞いて欲しいって言われたんですけど、どっちから?」