恋愛初心者です、お手柔らかに?
カタカタカタカタカタカタ…
永遠に続く、キーボードを叩く音。
「はぁ。私、何やってんだろ」
齋藤君に、今日中に仕上げてほしいと朝から3つも新規の書類を任されてしまった。
今日の仕事が、それだけなら十分すぎるぐらいの時間があったけれど、今日は締日にあたる日で、請求書や他の雑務が溜まっていた事もあって、定時に終わる訳もなく。
「永山さん、行かないんですか?白石さんとの飲み会」
「何誘ってんのよ。白石さんと齋藤さんが入ってる飲み会なのよ。永山さんなんて来なくていいじゃん」
聞こえてますよ。全部。
「あはは…、これ今日中なんだ。楽しんできてね、お疲れ様。白石さんによろしく伝えて」
「はーい。行ってきます」
営業部の女子社員は、私を除いて全員参加するらしい。
浮き足立って、飲み会が開かれるお店へと向かって行った。
「はぁ〜ぁ」
何度目のため息になるのか。
順調にいけば、あと一つで仕上がる。
そうだ!帰りに和音に行って…唐揚げ食べよう。そして、日本酒を飲もう!
私は、自分自身にご褒美を与えて、気合を入れ直していた。
永遠に続く、キーボードを叩く音。
「はぁ。私、何やってんだろ」
齋藤君に、今日中に仕上げてほしいと朝から3つも新規の書類を任されてしまった。
今日の仕事が、それだけなら十分すぎるぐらいの時間があったけれど、今日は締日にあたる日で、請求書や他の雑務が溜まっていた事もあって、定時に終わる訳もなく。
「永山さん、行かないんですか?白石さんとの飲み会」
「何誘ってんのよ。白石さんと齋藤さんが入ってる飲み会なのよ。永山さんなんて来なくていいじゃん」
聞こえてますよ。全部。
「あはは…、これ今日中なんだ。楽しんできてね、お疲れ様。白石さんによろしく伝えて」
「はーい。行ってきます」
営業部の女子社員は、私を除いて全員参加するらしい。
浮き足立って、飲み会が開かれるお店へと向かって行った。
「はぁ〜ぁ」
何度目のため息になるのか。
順調にいけば、あと一つで仕上がる。
そうだ!帰りに和音に行って…唐揚げ食べよう。そして、日本酒を飲もう!
私は、自分自身にご褒美を与えて、気合を入れ直していた。