不思議の国のティーパーティー
そんなアオイと、写真のあちこちに紛れ込む昔のアオイを見て気が付いた。
「それにしてもあなた、写真と全く変わらないわね」
「そうですか?」
まじまじと見比べるあたしに、ニコニコと笑顔を向けてみせるアオイだが、どう頑張っても1ミリも老いを感じない。
写真の中のアオイも、目の前にいるアオイも二十歳前後の顔立ちをしている。
むしろどうして今まで気にも止めなかったのか不思議なくらい。
「アオイは今何歳なの?」
眉を寄せて聞いてみた。
だが、
「お嬢様、年寄りにそんな質問失礼ですよ」
いつも通りふふっと笑みをこぼし、直立したアオイに少し不満を抱いた。