ハウスキーパーはSっ気同級生の豪邸で…
夕方、響也の家の前にいた
気まずいなー、でも言いたいことは言ったしクビならしょうがない、よし、行こう
ピンポーン
すぐ、玄関があく
「あっ」
響也はほっとした顔をする
モニターみて出てきてないよね、めっちゃ早かったし
心配してくれてたのかな
「よかった、もう来てくれなかったらどうしようと思った」
「玄関で待ってたの?」
「えっ、いや、たまたまだよ」
響也は目そらした
バレバレだよ、早速キッチンに入って冷蔵庫あける
半分しか食べてない、宇佐美くんも食べれなかったのか、悪いことしちゃったな
リビングに行く
「昨日……宇佐美くんも食べてないじゃない」
「なんか一人で食べても旨くなくて、いつも最近食べるとき滝野がいたから」
朝香はサンルームに昨日干した洗濯物を取りに行く
ソファーに座ってたたむ
「じゃあ、これ……二階ね」
「うん」
響也の服や下着を渡す
「サンルーム使わせてもらうね」
「うん、使って欲しい、ごめんな嫌な思いさせて」
「今日も保健室連れていってくれてありがとね」
朝香は洗濯をする為にリビングから出る
響也はさっき渡された衣類をしまう為に二階の自分の部屋へ
ベッドに横になる
よかったー、安心した響也はウトウトする
「宇佐美くん起きて、ご飯」
響也は目あけた
「あれ、俺いつの間に寝てたんだろ、あっ結局上がらしてる」
「(笑)うん、大丈夫だよ」
響也は朝香に抱きついてキスしようと顔を近づけると朝香は顔をそむけた
「し、仕事中」
響也はピタッと固まった
「仕事中じゃなかったらいいのか?」
朝香は思いがけない言葉に顔が真っ赤になる
「知らない……」
部屋から出ていった
響也は身体起こす
俺は何やってるんだ、いるのが当たり前になってきてる
滝野は仕事で来てるのに、今日だって来てくれるか待ってたくせに、自分の気持ちだけで動いちゃいけないって反省したとこなのにやっちまう
キッチンに下りていきご飯を食べ始める
お吸い物を吸う
「熱っ」
「(笑)気をつけて、猫舌なんだから」
食事が終わって響也はリビングへ
朝香は後片付けをすましてキッチンの椅子に座る
ふぅ、疲れたな、さっきのは何だったんだろう、遊びだよね、だって、モテるしね~、朝香は肘をついて考える
しらないうちに朝香もウトウトしていた