ハウスキーパーはSっ気同級生の豪邸で…


響也のベッドのシーツを替える
一人で寝るのにダブルベッドを使っている

「掛け布団は朝方まだ寒いからもう少ししたら替えるね」

階段を下りようとする

「はい、おんぶ」

「いいよ」

「俺がしたいの、シーツも貸して」

「じゃあ、ありがとう」

この間、部屋を作るより助けてくれたほうが嬉しいと言った手前断るのもな……と思いながらおんぶしてもらった



朝香は家に帰る

「お母さんの会社の近くに評判のいい整形外科があるって聞いた」

「お母さんも聞いたの、月曜日に膝の専門の先生が来てるらしいわよ」

「月曜日か、週明けたらいってみる」

金曜日の学校
朝香は響也を見ていた

珍しい寝てる

休み時間も机にうつぶせになっていた

寝不足なのかな

5限目には席にいなかった

「おーい宇佐美は?」

先生が男子に尋ねる

「しんどいっていってたから帰ったかも、バッグある?」

隣の席の未来が答える

「バッグありませーん」

「そっか、じゃあ委員長、後で担任までいっとくように」

「はい」

しんどかったのか

なんか消化のいいもの…冷蔵庫のもの考える
スポーツドリンクはなかったから買っていかなきゃ
行くときに薬局だな



夕方、鍵をあけて家に入る

二階に上がって部屋をのぞく
寝ていた
おでこに手をあてる

少し熱いのかな?

響也は目を覚ました

「ごめん、起こしちゃった、いきなり帰ってるからびっくりしたよ、しんどかったの?」

「朝起きたら喉痛くて、学校いってもだんだんしんどくなったから帰った」

「昨日は夕食普通に食べれたのにね」

「朝起きたら布団がなかった」

「今朝は寒かったよ」

「うん、寒くて目が覚めたんだ」

「仕事してくるから寝てて」

「うん」



しばらくして朝香は響也の部屋に入ってくる

「夕食食べれる?」

「あんま食いたくないけど、何?」

「おかゆ」

「えー、ますます食いたくねえ」

「梅干しもあるよ」

「肉食わないと元気でない」

「明日元気だったらお肉買ってきてあげる、今日は我慢して食べて」

「食べさせて」

響也は起き上がった

朝香はフーフーする

「熱い」

「ごめん、猫舌だったよね(笑)」

「明日には治さないと日曜日仕事入ってるんだよな」

ゴホン、ゴホン

「すっぺー」


響也の携帯が鳴る

「とって」

朝香は響也に渡した

「幹太だ、日曜日遊びに行くことになったって、ゴホン」

「どこに?」

「何かイベントがあるらしくてそれに行くらしい」

「へえ、何のイベントだろ、はいあとこれだけ食べて、プリン持ってくるから」

「プリン、やった」

「自分で時々買ってるよね、容器がゴミ箱にあるから……好きなんだ」

「うん、プリンは好き、コンビニで買う」

朝香はプリンも食べさせる

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