ハウスキーパーはSっ気同級生の豪邸で…
5時になった
「千波、そろそろ」
「あっ、時間?」
「どっかいくの?」
「今日隣町で夜市やってるみたいだから行ってみようかって話してて」
「服は?」
「彰の家で着替える、鞄も置かなきゃだし」
「親いねーの?」
「うん、今日は姉ちゃんのとこに二人で行って、一泊してそのまま姉ちゃんを連れて帰るんだ、大学生も夏休みだし」
「じゃあ遅くなっても大丈夫だな」
千尋が千波にこそっと話す
「泊まるの?」
「まだ、わかんない、もし泊まることになったら千尋のとこにってアリバイお願い」
「わかった」
「じゃあ、お先に失礼するな」
「バイバイ」
彰と千波はファミレスを出ていく
「彰って意外に積極的だよな、毎日二人で帰ってるしな、響也」
「幹太と違って計画性があるんだよ」
「計画?」
「そうだよ、親いないてなったら考えるだろーが」
「何を?」
「わからないならいいよ、千尋、こいつは子供だ(笑)」
「いいよ、子供で(笑)」
「えー、教えてくれよ」
「また今度な」
「幹太、私らも帰ろうか」
「あー、うん」
4人でファミレス出る
朝香と響也は響也の家へ
「お腹空いてる?」
「いやジュース飲み過ぎた、まだいいかな」
「じゃあ、軽く作っておくね」
「サンキュー」
材料を使いきっとかないとなー
朝香は冷蔵庫の前で考える
何か紙に書いておいたほうがいいのかな
「響也ー」
「何?」
「何か困ることない?」
「まあ飯を買ってくれば夏休みだし、仕事もこの一週間に積めていれてもらってるから大丈夫だと……おい、何泣いてんだよ」
「あたし、泣いてる?」
涙が頬を伝っていた
響也が手で涙を拭ってくれる
「怖い、手術」
響也に抱きつく
「大丈夫だって、気持ちで負けるなよ」
「足治らなかったらって考えちゃって」
「不安はわかるけどちゃんと俺は朝香の側にいるから、心配するな」
「俺がついてる」
朝香がビクッとなる
「そんな言葉……やっぱり信じられない、あたしは……」
朝香は鞄を持って帰っていく
「朝香?…」
急にどうしたんだろう、不安なのはわかるけど俺の言葉に反応したよな
俺何て言ったっけ、側にいるから?心配するな?ついてる?
普通のことだよな
そっとしておいたほうがいいのかもだな…
次の日から響也は仕事で朝香に会えなかった